寺 ジ
てら
この基本音声は、継続する動作を象徴する、植物が芽を出す「土」と、法律を意味する「寸」から成り、継続的に適用される法律を表します。それがかつて施行されたのは、宮廷または寺院です。
この基本音声から成る7つの常用漢字: 侍 待 持 時 特 等 詩
侍 ジ
むらい
宮廷、寺院を意味する、基本音声「寺」に、部首「亻」(人)。かつて宮廷に赴いたのは、高官、侍で、寺院で学んでいた教養人のこと。
待 たい
まち / まつ
ここでは規律に沿って、定められた待ち合わせの場所を意味する、基本音声「寺」に、部首「彳」(行く)。待ち合わせに向かうことは、待つことでもある。
持 ジ
もち / もつ
廷、寺院を意味する、基本音声「寺」に、一般的に所有を象徴する「扌」(手)。歴史的に、貴族と聖職者は、貴重なもの、高価なものを持つ、所有する、 保有することができた最初の身分。
時 ジ
とき
ジ規則が常に守られる、寺院を意味する「寺「に、部首「日」(太陽)が組み合わされている。太陽の位置によって、僧侶は時間を知る。それは、時の法則。
特 とく
基本音声「寺」に、部首「牜」(牛)。牛は、決まりによって、群れの中で特別な地位を享受している。他の説によると、仏教の起源である、ヒンズー教での牛の特別待遇から。
等 とう
法律を継続的に適用する場所を意味する、基本音声「寺」に、部首「竹」。法律とは、竹に記載された身分、地位による、等しい、同等な分配について。
詩 し
法律を継続的に適用する場所を意味する、基本音声「寺」に、部首「言」(言葉、演説)。規則(韻)に従う言葉、それは詩、詩歌のこと。
最後に、漢字「痔」(じ)について言及しておきます。この「疒」(病気)は、僧侶に典型的な病でした。というのも僧侶は聖典を謄写するのに、人生のほとんどを座って過ごしたためです。(常用漢字ではない)
兼-ケンに比べると、これらの例は、音の保存に関してはさほど"真面目"でないと言えます。「侍」、「持」、「時」のみにもとの音-ジ(「詩」に関しては少しの変化)が残っています。
ここに属するすべての漢字は、基本音声の意味を含む : 法律が継続的に適用される場所