メモリーの拡大により、漢字一字につき1ページ を割くことが可能となりました。さらに、部首グループと音声グループに同属する漢字リストといった、本よりも多くの情報を載せることができました。 学習者は、クリック一つで、閲覧中のページから、その漢字が属する部首グループと音声グループという2種類のグループの他の漢字ページへ飛ぶことができます。(参照: 例 : 「作」画面)
音声グループについては、意味が、部首のそれよりも抽象的なため、一見すると、ピンと来ないかもしれません。さらには時の経過の中で転写の誤りがあったことから、その半数の意味は明確ではありません。にもかかわらず、総括的で、理にかなった音声の解説は、漢字を暗記する上で、非常に有益です。 説明全体を頭に入れ、その全体像を通して、異なる構成要素を記憶に留めるのです。大切なのは目を使い、漢字に出会うたびに、その漢字が属するグループの漢字をそれぞれ確認し、 全体的な意味を把握することです (参照: 分析の例)。この段階を経ると、音声の説明を少し見ただけで、次々と暗記ができるようになります。 こうしてある一定の期間を経て、記憶装置に記憶されます。若者であれば数か月間、そうでなければ(残念ながら)もう少し短い期間、記憶に残るでしょう。
メモリーの拡大により、熟語の意味からも検索が可能になりました。日本語の索引には、現在約20,000語の漢字の意味と熟語が含まれています。 このうち、漢字ハンドブックに掲載されている熟語は7.000のみ(重複を除くと6,000)です。「音読み」 と「訓読み」(読み)の二つがあり、使用頻度の高いものが挙げられています。 ただ、漢字ハンドブックは日本語の辞書ではありませんので、辞書に掲載されている40,000語にはもちろん及びません。
カスタマイズ - 復習
暗記が難しい漢字があります。この問題を解決するために、ソフトウェアの「お気に入り」機能があります。それは、読者が後で見返したい漢字を15個の四角枠内(訂正可能)に保存できる機能です。その中のどれかをクリックすると、漢字の画面にこう記されます。 (参照: 例 : 「作」画面)。それは、読者が後で見返したい漢字を15個の四角枠内(訂正可能)に保存できる機能です。その中のどれかをクリックすると、漢字の「音読みと訓読み」画面に記されます。
このソフトウェアは、15の示「すべてのページを順に表示かすべてのページをアトランダムで表示」が順々に現れることによって同時に復習ができるようになっています。表示には2段階の「全体」或いは「2段階」モードがあり「漢字の字体のみがまず表示されます」、表示間隔「・・・秒」で表示速度を調節できます。