部首 - 頻度

　　　　　　　

常用漢字は、214部首によって分類されますが、「氵」（水）が110字に使われているのに対し、「谷」は1字といった具合に、部首によって使用数には開きがあります。20字以上に使用されている部首を基準とすると、24がこれに当てはまります。さらに、これらを「自然と人間」という二つの型に分けると、二つが左右対称の「ガウス曲線」（または正規曲線）を成すことが明らかになります。

最重要部首で分けられた常用漢字の数

• 24の部首は部首全体の11%を占めるのに対して、1243（58%）の漢字に使用されていることに注目してください。したがって、これらの漢字は優先して学習しなければならない漢字です。
• さらに、イザナギノミコトが眼を水で洗った際に誕生したと言われる天照大神の国で、最も使用頻度が高い部首は「亻」（人）ではなく、「氵」（水）であることにも注目。

最後に、部首により分類した漢字の集まりの一例をお見せします。ここで例として挙げた「魚」（うおへん、さかな）は、最重要部首には含まれないのですが、寿司屋で、漢字で書かれた品書きを読む際に役立つでしょう。